看護師は女性が多い職場ですから、おしゃれについても気になります。プライベートならともかく、勤務しているときは、やはり病院の職員としての自覚を持たなくてはいけません。従って、メイクも常識の範囲内であることが大切です。あまり華美なものであったり奇抜なものであったりしては品位に欠けてしまいます。これは、自分個人の責任だけでなく、病院全体の印象も悪くなりますので、メイクは常識で考えましょう。

もし、こんなメイクをしたいが、しても良いかどうか迷ったら、先輩か上司に相談し、判断してもらうことが大切です。看護師として働きに来ている以上は他人に不快な思いを抱かせない配慮がなければなりません。ただし、きちんと化粧をしてきれいでいることは、誰からも好感を持たれます。きれいにしてそして笑顔で、よくがんばっていますね、などと患者に声かけをすれば、病気やけがを治そうという意欲が沸いてきます。逆に化粧も何もしなければ、自分の身の回りのこともできないのかと誤解されかねません。従って、最低限のことは、看護師でも社会人の女性として必要なことです。

ただし、一番大切にすることはあくまでも仕事です。そして、その仕事は、患者の看護で一日も早く健康に回復するようにお手伝いをすることです。そのためにも自分自身がきれいになって毎日気分良く仕事に取り組めることは患者にとっても良い影響を与えることになります。忙しい日々でも女性として美しさを忘れないようにしたいものです。